何が面白い? 何が新しい?ゼロからわかるVR&VIVEの魅力

最近、テレビでも盛んに取り上げられるバーチャルリアリティー(VR)。
一体、何にみんなは興奮しているのか、どんな仕組みで動いているのかを徹底図解!

「錯覚」ではなく「実感」 自分は今映像の中にいる!

VRの魅力を一言でいうと「映像の中に入れる」こと。映像が飛び出して見える3Dテレビや、目の前に大画面が現れる旧来のヘッドマウントディスプレー(HMD)とは異なり、かぶるとまず視界いっぱいに広がる映像に驚かされる。さらに周囲をキョロキョロと見回すと、方向に合わせて映像がスムーズに切り替わる。まるで別世界に入ったように実感するのが新しい。

そんなVRのシステムを揃えようとすると、数年前まで数百万円、数千万円かかってしまっていた。そのため企業や大学などしか導入できなかったが、ここ最近、普及して安くなったスマートフォンの部材を活用することなどで、数万、数十万と文字通り桁違いに安くなった。そこで一気に注目を集め、ゲームのほか医療や教育、旅行といった用途でも活用が始まっている。

中でも体験の質が高いのが台湾HTCと米Valveが共同開発した「VIVE」だ。
2つのセンサーでユーザーの位置やコントローラーを測定し、空間を歩いたり、CGに触ったりといった、より「あちらの世界にいる」感覚の体験を提供してくれる。

ここがスゴいよ! VIVE

  • 1. 映像の中に入れる!

    視界いっぱいが映像に包まれて、360度どこを見回しても映像があるのが新鮮。かぶるだけで別世界に来たように錯覚してしまう。

  • 2. 手でアクションを取れる

    左右の手に持ったコントローラーでCGに触れる!矢を放ったり、剣を振ったり、銃を撃ったりと、リアルと同じアクションが可能。

  • 3. 目の前のモノに近づける

    センサーを使って、ユーザーの位置を計測。例えば、CGの動物に頭を近づけるだけで、拡大表示されるのが自然でスゴい。

  • 4. 歩ける!

    VIVEでは2つのベースステーションで囲んだ対角線で最大5mの範囲を歩ける。安全性も確保しており、歩ける空間の端に近くと光の網で警告してくれる。